れんこんの栄養と効能。冷凍はできる?選び方と保存方法。レンコン湯の作り方。
れんこんの栄養と効能。冷凍はできる?選び方や保存方法は。
古くから民間療法でも用いられていたレンコン。
体内をきれいにしてくれる美容食です。
どんな良い効果があるのでしょうか。
れんこんの栄養と効能
【栄養】
●タンニン●
ポリフェノールの一種です。潰瘍や貧血の改善に効果があります。
●ムチン●
レンコンを切ったときに引く糸のネバネバがコレ。
たんぱく質や脂肪の消化吸収を助けてくれます。
【効能】
ガン予防
アンチエイジング
止血作用
滋養強壮
アレルギー抑制
レンコンの選び方と保存方法
【選び方】
皮にツヤがあり太いもの。
切り口が白くてみずみずしいもの。
穴が小さくキレイに揃っているもの。
【保存方法】
〇冷蔵〇
ラップに包み、野菜室で保存。
〇冷凍〇
調理用途に合わせてカットし、冷凍保存可能。
*変色を防ぐため、酢水にさらしてから冷凍する方法もありますが、レンコンに含まれているポリフェノールは水溶性のため流れてしまいます。
栄養を効率よく摂取するためにはあく抜きをしない方が◎
注意点
■レンコンにはポリフェノールが豊富ですが水溶性なので栄養が流出しやすいです。
栄養の調理損失を少しでも防ぐためには長時間水にさらさない様に注意が必要です。
また煮物などにする場合は煮汁まで頂けるよう薄味にするなどして工夫できれば良いですね。
ひとくちメモ
★れんこんの皮や節にはカテキンが豊富に含まれています。
カテキンはポリフェノールの一種でガン予防やアンチエイジング効果もあり抗酸化作用が高い成分です。また潰瘍の症状やアレルギー反応抑制効果にも期待できます。
★レンコンに含まれているポリフェノールを無駄なく摂取するためには
酢水にさらさず、皮ごと摂取するのがおすすめです。
★レモンと同程度のビタミンCも含まれています。
レンコンのしぼり汁
熱が出てのどが痛い時はれんこんのしぼり汁を飲むのが良い
と昔から言われていたほど健康効果の高いれんこんの汁。
喉の痛みの他、利尿作用や膀胱炎、排尿痛などをやわらげる効果もあるので
咳が続いたり不調を感じたときはレンコンのしぼり汁を飲んでみませんか。
〈レンコン湯の作り方〉
1.レンコンは皮つきのまますりおろす(効果があるのは節の部分!カテキン豊富)
2.手でギュッと絞る(ガーゼを使って丁寧にしてもらっても大丈夫です)
3.お鍋にしぼり汁の倍ほどの水と絞れたれんこん汁、生姜のすりおろしを適量いれて木べらで混ぜながら弱火でじっくりあたためる。
4.ふつふつしてきたら(沸騰させないで)お好みで醤油と塩で味を整える。(はちみつ+レモンなどお好みの甘みをつけて飲んでもらっても◎)*1歳未満のお子様にははちみつを使用しないでください。
これからの季節、風邪やインフルエンザ予防、お薬が飲めない妊婦さんや授乳中の方におすすめのレンコン湯です!作るのが面倒な方やレンコン湯エキスなどもありますので常備しているのもいいかもしれないですね。