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さやえんどうの栄養と効能。冷凍はできる?選び方や保存方法。

さやえんどうの栄養と効能。冷凍はできる?選び方や保存方法。

 

緑黄色野菜と豆の栄養価を兼用した野菜。

ダイエットにも良い美容食材です。

一般的な旬は早春てすが、ハウス栽培でほぼ一年中収穫できるさやえんどう。

そんなさやえんどうにはどんな栄養や効能があるのでしょうか。


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  さやえんどうの栄養と効能 


【栄養】


●リジン●

必須アミノ酸の一種。

人体成長に欠かせない体を作る上で必要な栄養素です。

脂肪を燃焼してくれたり、

疲労を回復させたり、また肌組織を整えてくれたり

体の組織修復を促してくれる働きがあります。

その他、肝機能を強化したり、

骨や血管を丈夫にする働きもあります。

またカルシウムの吸収を促進したり、集中力を高める効果もあるので成長盛りの子どもに食べさせたい栄養素です。

 

●ビタミンK●

ビタミンKは骨にカルシウムを沈着させてくれる効果や止血作用があり、骨を健康に保ってくれる栄養素。さやえんどうにはグリーンピースやそら豆と比べて倍のビタミンKが含まれています。


【効能】

美容効果

免疫力アップ

老化防止

ダイエット効果

むくみ改善

便秘改善

大腸がん予防

 

さやえんどうの選び方と保存方法
 

【選び方】

豆の数が多く、ガクがしっかりとしているもの。

さやは薄くヒゲは白くピンとしているものが良品です。

豆の凹凸がはっきりしているものは育ちすぎです。

 

【保存方法】

〇冷蔵〇

ペーパータオルに包み、ポリ袋に入れて軽く口を閉め保存します。


〇冷凍〇

ヘタとスジを取ってさっと塩ゆでして水気を取り、フリーザーバックなどに入れて保存します。

✳炒めるなどの加熱調理に使う場合は凍ったまま使います。

和物などに利用する場合は少しレンジにかけるか熱湯をかけ回すなどして解凍してください。

 

 注意点

さやえんどうに含まれるビタミンB1は熱や酵素で壊れやすいため調理は手早くするのが効率よく栄養を摂取できます

 

ひとくちメモ

さやえんどうの豆にはたんぱく質やアミノ酸が豊富に含まれるので野菜から摂りにくいと言われている栄養素が補える食材です。

 

えんどうの種類

完全に熟したものを食べる→えんどう豆
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早採りしてさやごと食べる→さやえんどう

さやえんどう1.

さやが薄い品種→きぬさや
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さやえんどう2.

グリーンピースの改良版でさやが肉厚で豆も太った品種→スナップえんどう
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豆が熟した柔らかい状態で収穫する→グリーンピース
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さやえんどうって高野豆腐作った時に散らしたり、五目寿司作った時に散らしたり、筑前煮作った時に散らしたり。

散らしてばっかりか

栄養云々よりも彩りに重宝的な存在に使われる事が多いと思うんですが、あんなヒョロ薄には想像できないほどの栄養価が高い野菜なんです。

誰がヒョロ薄や

特に食物繊維は野菜の中でもトップクラスで腸のぜん動運動を促す水溶性食物繊維も多く含まれるから便秘改善にも有効です。

 

グリーンピースは豆ご飯やスープなどに利用することで栄養素が溶け出した汁まで頂けるのでオススメですよ


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是非キレイの手助けをしてくれるさやえんどうを取り入れてみてくださいね。