もやしの栄養と効能。冷凍はできる?選び方や保存方法
もやしの栄養と効能。冷凍はできる?選び方や保存方法
家計の味方「もやし」。
「萌やし」と書く様に、もやしは豆や野菜、穀類などの種子を水に浸して日光を遮断し発芽させた若芽の総称です。
日本で一般的に言われているもやしは緑豆から作った「緑豆もやし」や
大豆から作った「豆もやし」などが最も多く流通しているものになります。
そんなもやしにはどんな栄養や効能があるのでしょうか
もやしの栄養と効能
【栄養】
●ビタミンC●
抗酸化作用が高く、風邪や動脈硬化、ガン予防の効果が期待されます。
●カリウム●
体内の余分なナトリウムを排出する働きがあります。
血圧の上昇を抑える効果もあり。
【効能】
風邪予防
ガン予防
美肌効果
高血圧予防
ダイエット効果
疲労回復
貧血予防
便秘改善
もやしの選び方と保存方法
【選び方】
茶色く変色していない茎が白くて張りがあるもの。
太くてしっかりしたもの。
豆が開いていないものが良品です。
【保存方法】
〇冷蔵〇
冷蔵庫で保存しても栄養はどんどん失われ1日でビタミンCは30パーセントも減少してしまいます。
買ったその日か翌日には使う様にしましょう。
〇冷凍〇
生に比べて食感は悪くなってしまいますが冷凍することも可能です。
そのまま保存用袋に入れて冷凍し、調理の際は凍ったまま使用します。
注意点
■もやしは4日ほどで変色して栄養価も落ちてしまいます。
それを少しでも防ぐためには出来るだけ低い温度で保存した方が良いです。
野菜室はほかの部屋に比べて温度が少し高めなので、野菜室ではなく冷蔵室やチルドに入れて保存すれば劣化を少しでも抑えることができます。
■火を通し過ぎると熱に弱いビタミンCが損失してしまうので、加熱は短時間にしましょう。
ひとくちメモ
★もやしのひげは取った方が仕上がりがきれいで口当たりも良くなりますが
もやしのひげ根にもビタミンCや食物繊維が豊富に含まれています。
ひげ根も一緒に食べた方がより栄養を摂取できるので捨てずに食べたい部分です。
もやしの品種
緑豆もやし
熱帯地方の植物、緑豆から作ったもやしで現在最も多く流通しているもやし。
熱を取る作用があります。
豆もやし
他の品種に比べるとカロリーは高めですが栄養を期待するなら豆もやしが最適です。
精神安定を期待できるトリプトファンや肝機能を高めるリシンなどが含まれています。
たんぱく質も豊富で歯ごたえも良くナムルに向いてます。
利尿作用があります。
ブラックマッペ
けつるあずきのもやしで100gで13キロカロリーとカロリーは低くダイエット向きです。脂質の代謝を促すビタミンB2や便秘解消に効果的な食物繊維も含まれています。
コレステロール値を下げる作用があります。
低カロリーで栄養価が高くお財布に優しいもやし。
日持ちはしませんが、うまく取り入れていきたい食材です。