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ちんげん菜の効果効能。冷凍はできる?選び方や保存方法。

チンゲン菜の栄養と効能。冷凍はできる?選び方や保存方法

 


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中華料理でおなじみの青梗菜。

シャキシャキした歯ごたえがおいしいですよね。

中国野菜ではありますが、中華料理にとらわれずお味噌汁や、煮物、お漬物など、中華以外の料理にも幅広く使えます。

クセもなくアクも少ないのでとても使い勝手もよく積極的に使いたい食材。

 

普段からちんげん菜と呼んでいるこの名前は中国名で

和名は「体菜(たいさい)」と別名がついてるんですよ~。

 

そんなちんげん菜にはどんな栄養や効能があるのでしょうか。

 


ちんげん菜の栄養と効能

【栄養】

●βカロテン●
ピーマンの約6倍多く含まれています。
●ビタミンC●

βカロテンとの相互作用で過酸化脂質の生成を抑制します。
●カルシウム●
不足するとイライラしたり骨粗しょう症のリスクが増します。

●鉄●

酸素の運搬に重要な働きを担ってくれます。

【効能】

免疫力アップ

美肌効果

老化防止

高血圧予防

ストレス緩和

骨粗鬆症予防

貧血予防

 

ちんげん菜の選び方と保存方法

【選び方】

葉色がきれいなもの。茎の下部が肉厚でハリがあるもの。

株の切り口が変色していないもの。


【保存方法】

〇常温〇

ラップに包むかポリ袋に入れて野菜室で保存する。

〇冷蔵〇
ラップにつつんで野菜室で保存。

〇冷凍〇

さっと茹でて冷凍可能。水分はしっかり取り、ラップなどに小分けにした後

ジップロックなどに入れて冷凍します。

生のままでも冷凍可能。食べやすい大きさにし、茹でと同様ジップロックなどに入れて冷凍します。

解凍する手間もなく凍ったまま調理する事ができます。

 

注意点

■冷凍する場合は固めに茹でて冷凍してください。
■火の通りがよいので茹で過ぎに注意してくださいね。せっかくのシャキシャキ食感がクッタクタの夜勤明けみたいになる危険性があります。疲れすぎやろ

 

ひとくちメモ

★アクが少ないのでレンジ加熱したり、下茹でが必要なかったりとても便利な野菜です。
★カルシウムの吸収を高めるためにはビタミンD(しらす、干ししいたけ、きくらげなど)との組み合わせが良いですよ。

★産後女性の血行障害を改善すると言われています。

 

下ごしらえのポイント

  1. 根本に火が通りにくいので2~4つ割にする
  2. 丁寧に水洗いして軸のすき間の土をきれいに落とす
  3. 根本の芯の部分に切れ込みを入れる(火が通りやすい、味が染み込みやすい)
  4. 軸と根本を切り離さずにくし形に切るようにする(歯ごたえがよく仕上がる)

 

クセも少なく使い勝手がよい青梗菜。

茎の甘みや歯ごたえも楽しみながら積極的に使いたい食材ですね。