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セロリの栄養と効能。冷凍はできる?選び方や保存方法。

セロリの栄養と効能。冷凍はできる?選び方や保存方法。


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独特の強い香りがある香辛野菜のセロリ。

もともとは薬草として中国から伝わりました。

16世紀末に初導入されましたが消費が伸び悩み、一般化したのは戦後の昭和30年代からだと言われています。

シャキシャキとした歯ごたえも魅力的なセロリにはどんな栄養や効能があるのでしょうか。

 

 

セロリの栄養と効能


セロリの独特な香りは約40種類もの香り成分によるもので

神経をやわらげ、食欲を増進させる効果があります。

【栄養】


●アピイン●
精神を安定させ、不眠やイライラを緩和する効果があります。
●ピラジン●
血栓を防ぎ、血液をサラサラにする効果があります。

また脂肪やタンパク質を分解し代謝を促進させる効果もあります。
●食物繊維●

セロリの繊維質は大腸がんを予防する効果があると言われています。

●カリウム●

体内の水分量を調節してくれ、ナトリウムが腎臓で再吸収されるのを防いでくれます。


【効能】

 

美肌効果
食欲増進

イライラ防止

便秘解消

高血圧予防

腎臓病予防

むくみ改善

 

茎には食物繊維やビタミンB群、カルシウムが豊富。


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葉にはカロテンが豊富。

栄養成分は茎より葉の方が多く含まれているので、葉も捨てずに細かく刻んでスープに入れたり、サラダにしたりして丸ごと食べましょう。

セロリの選び方と保存方法


【選び方】

 

葉が生き生きとしていて緑色が鮮やかなものが良品です。

茎は太く縦筋がはっきりしているもの。また切り口に「す」が入ってないものを選びましょう。

葉が白みがかっているものは歯ざわりが柔らかくて甘みがあり

葉が緑がかっているものは香りが強い特徴があります。

 

【保存方法】


〇冷蔵〇
葉と茎を分けてラップに包み、野菜室に立てて保存します。
〇冷凍〇
葉と茎に分け、それぞれ適当な大きさに切ってからラップに包み

フリーザバックなどに入れて冷凍します。

解凍は凍ったままフライパンや鍋に入れて調理しましょう。

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注意点


■食物繊維が多いので食べ過ぎは下痢の原因になります。

胃腸の弱い方や下痢気味の方は食べ過ぎに注意です。

 

ひとくちメモ


■肉や魚の臭みを抑える効果もあります。

■高血圧の人はセロリのきんぴらを常備菜にして毎日食べるのがおススメです。

その際、セロリ+シイタケはどちらも血圧下降作用があるカリウムや食物繊維が豊富なので組み合わせるのが◎

またカリウムは水溶性のため、スープにして食べるのが1番効果的。

 

その他オススメの食べ合わせ

セロリ+ヨーグルト→便秘予防

セロリ+豚肉→ほてり解消

 

頭痛やストレスからくる血圧上昇の解消やストレスや不安からくる緊張を和らげる作用があり、不眠症にも効果的なお野菜です。

現代社会には必要不可欠な野菜ですね。

 

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