栄養価抜群のレバー。レバーの成分や特徴と処理方法。
栄養価抜群のレバー。
レバーの成分や特徴と処理方法。
レバーってどこの部分?栄養は?
スーパーなんかでも安価に手に入れられるレバーですが、栄養ときたら凄腕をもった部分。
その部分は肝と言われる肝臓の部分です。
下処理の手間や、独特の食感、臭みなどから好き嫌いが分かれる食材かもしれませんが
栄養価が高いので取り入れたい食材。
牛、豚、鶏の3種類にはそれぞれ栄養価や特徴も違いますが、共通しているのは鉄分とビタミンAが豊富であること。
レバーの鉄分はヘム鉄で体内吸収率がとても高く、またナイアシンやパラアミノ安息香酸が注目成分です。
注目成分
■パラアミノ安息香酸
葉酸(ビタミンB群の一種)が体内で合成されるときに必要な物質。
葉酸と同じビタミンB群のパテトン酸の吸収も高める働きもあり、これが不足してしまうとビタミンB群の不足にも繋がってしまうためしっかり摂取したい栄養素です。
肌の老化や物忘れ予防に効果的てす。
■ナイアシン
水溶性のビタミンでニコチン酸とニコチン酸アミドを総称するもの(ビタミンB群の一種)です。
水溶性なんで水に溶け出す性質はありますが、熱には強いので加熱調理に向いています。
酵素の働きを補助する栄養素で循環器や神経の大切な器官に大きく影響を与える大切な栄養素です。
レバーの特徴
牛レバー
大人の牛よりも子牛の方が上質で美味しいといわれています。
ビタミンB12,ビタミンEが豊富でホルモン活動を活発にすることから生理痛や生理不順の緩和にも期待できます。
豚レバー
牛と同様大人の豚よりも子豚の方が上質で美味しいと言われています。
牛、鶏よりもタンパク質を最も含有しています。
鉄も1番豊富なので、貧血予防には豚レバーが最適です。
鶏レバー
牛、豚よりもクセがなく臭みも少ないです。
ビタミンB1や葉酸が豊富で低カロリーなので女性にオススメな食材です。
レバーの下処理
レバーの臭みは血の塊にあるので、この血の塊を丁寧に取ることで臭みがなくなり美味しく頂けます。
まず、包丁で血の塊を取り除きしっかりと水洗いするのが大切なポイント。
その後は色んな方法がありますが
その内のに1つ牛乳へ浸けておく方法があります。
食べやすい大きさに切ったレバーをボウルに入れて牛乳をひたひたに注ぎ30分程度置いておきます。
その後取り出してキッチンペーパーなどで水気を拭き取り調理します。
レバーに春菊やにら、ブロッコリー、キャベツなどを組み合わせることで貧血予防の効果がアップが期待できるので、豊富な鉄分が含まれたレバーを取り入れて貧血解消にも役立ててみてくださいね。
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