ごぼうの栄養と効能。選び方や保存方法は?
ごぼうの栄養と効能。選び方や保存方法は?
外国から見ると木の根っこやんと思われてきたごぼう。
利用していたのは日本人くらいでそれこそ栽培してるのは唯一日本だけだったというごぼう。
悲しすぎやしないですかー。
でも、最近では色んな料理に使われるようになって、国際的に広まってきました。
ごぼうでも関東に多い土中深く根っこを張る長いごぼうと根っこは短く葉っぱも食べる関西のごぼうがありますが、一般的には長いごぼうが主流となっています。
収穫は秋から冬にかけてで旬は11月~1月のごぼう。
貯蔵したものは一年中出回っています。
春ごぼうは4~5月。
ごぼうの栄養と効能
【ごぼうの栄養】
●イヌリン●
野菜の中でも含有量トップクラス!腎機能や肝機能を高めてくれ血糖値の上昇を抑えてくれる働きがあります。
●リグニン●
こちらも野菜の中でトップクラスの含有量です。腸の働きを活発にしてくれ便秘や肥満を予防、また大腸がんの原因物質を体外に排出してくれます。
●ポリフェノール●
抗酸化作用を高めてくれます。
【ごぼうの効能】
血糖値上昇抑制
コレステロール値低下
利尿作用
整腸作用
便秘解消
大腸がん予防
老化防止
ごぼうの保存方法と選び方
【選び方】
太すぎるとすが入ってる可能性があるのであまり太すぎない物を選びましょう。
ひげ根がなく真っ直ぐな物、葉の付け根がひび割れたり黒ずんだりしていない物が良品です。
洗いごぼうもありますが、泥付きの方が鮮度が保て長期保存できるのでおすすめです。
【保存方法】
〇常温〇
泥付きの物は新聞紙に包み冷暗所に保管します。
〇冷蔵〇
洗った物はポリ袋に入れて野菜室で保管します。
〇冷凍〇
ささがきや千切りなど用途に合わせて使いやすい大きさに切り小分けしてラップ。
フリーザーバックなどに入れて冷凍保存します。
注意点
■ごぼうの食物繊維がミネラルの吸収を妨げるので海藻やミネラル豊富な食材とは合わせないようにしてくださいね。
■皮の下にうまみや栄養分が豊富に含まれているのでアルミホイルやたわしなどで軽くこするか包丁で薄くこそげる程度にした方がよいです。
ひとくちメモ
★アクの成分であるクロロゲン酸はこんにゃくなどのアルカリに触れることで緑色に変色することがあります。
きんぴらなどでつきこんにゃくを入れた時になるあれがそれです。あれがそれて
★ごぼうのポリフェノールにはにおいを消す効果があるので、お肉やお魚と料理するとバッチグーです。人面魚くらい古い