レタスの栄養と効能。冷凍はできる?選び方や保存方法。
レタスの栄養と効能。冷凍はできる?選び方や保存方法。
ほとんどが水分で低カロリーなレタスですが、少しずつバランス良く栄養が含まれています。
他の野菜にくらべてカリウムの含有量が少ないのでカリウム制限のある腎臓病の方にもオススメの食材です。
そんなレタスにはどの様な栄養や効能があるのでしょうか。
レタスの栄養と効能
【栄養】
●サポニン●
茎を切ると白い乳状の液が出てきますが、サポニンという成分です。
サポニンは精神を安定させる成分や食欲を増進し、肝臓や腎臓機能を高める成分が含まれています。
芯も刻んで食べると無駄なく栄養を摂取できます。
●TNF-α●
腫瘍を壊死させる成分でTNF-αを生産させる力のある野菜はレタスがトップクラス。
【効能】
美肌効果
貧血予防
老化防止
疲労回復
がん予防
免疫力アップ
レタスの選び方と保存方法
【選び方】
葉の巻き方がフワッとしていて軽いもの。
葉は緑色が濃すぎず、切り口は変色していないものが良品です。
【保存方法】
〇冷蔵〇
芯の切り口を2〜3ミリ切り落とし、断面に小麦粉か片栗粉を塗ります。
新聞紙で包んだあと、ラップに包むかポリ袋に入れて冷蔵保存します。
〇冷凍〇
レタスは冷凍するとシャキシャキ感がなくなってしまい、解凍すると水分が出てくるので冷凍には不向きですが、スープなど水分が出てきても美味しく食べれる方法なら気になりません。
○干す○
芯をつけたまま縦割りして干すか1枚ずつはがしてシナシナになるまで干します。
縦割りした場合は切り口を上にしてザルに並べて3日程度。
そのままスープに入れたり、水で戻したあと炒めものや和え物にも使えます。
ポイント
■レタスの葉は包丁で切ると変色しやすいので手でちぎって扱う方が良いですよ。
ひとくちメモ
■レタスは農薬が多く散布されている場合が多いので、農薬を落とす洗剤やスプレーを使ったり、外葉は1枚取ってから使う様にします。
長持ちさせるコツ
①レタスの芯に爪楊枝を3本突き刺しておくと新鮮さと栄養が保たれます。
②芯をくり抜いて濡らしたキッチンペーパーを詰めておくとシャキシャキ感を長持ちします。
③芯に小麦粉か片栗粉を塗ると水分の蒸発が防げて長持ちします。
パリパリとした食感がたまらなく美味しいレタス。
彩りにも活躍してくれます。
ピタパンに挟んだり
サラダは定番中の定番。
自家栽培もちょっと使うときには便利。
シャキシャキしたレタスは食欲を増進させてストレスを和らげてくれるんで、食欲がないときやイライラしてる時の救世主食材。
種類も今は豊富に出回っていますが、
メジャーな玉レタスよりも
サラダ菜やサニーレタスのような
濃い色をしたレタスの方が
10倍近いβカロテンを含んでいるのでオススメです。
使いわけながら取り入れてみてくださいね。