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大根の栄養と効能。冷凍は出来る?選び方や保存方法。

大根の栄養と効能。冷凍は出来る?選び方や保存方法。


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日本でも古くからお馴染みの大根。

「春大根」「夏大根」「冬大根」と大別され

春と夏は辛みが、冬は甘みが強くなります。

 

日本各地にさまざまな種類があって

 

市場に一番多く出回っている「青首大根」

京都徳さんの丸くて甘みが強い「聖護院大根」

小型で円すい形の春大根「亀戸大根」

薬味大根とも言われている辛みの強い大根「辛味大根」

中国大根の一種で中が緑色をした「青大根」

中国大根の一種で中が赤色をした「紅心大根」

 

などが挙げられます。

そんな大根にはどんなよい効果があるのでしょうか。

 

 

大根の栄養と効能

大根には消化を促進する消化酵素が豊富に含まれています。

【栄養】

●ジアスターゼ●
胃腸の働きを活発にして消化を促進してくれます。
●アリルイソチオシアネート●
胃液の分泌を高めてくれます。

【効能】

胸やけ解消

胃もたれ解消

二日酔い防止

ガン予防

利尿作用

 

また辛み成分には血栓予防解毒作用もあり、大根はガンを予防してくれる野菜と言われています。

 

大根の選び方と保存方法

 

【選び方】

白くてはりがあるもの。

葉に近い青首の部分は明るい緑色をしていてずっしりと重みのある物を選びましょう。


【保存方法】

〇常温〇

根と葉は切り分けて別々にしましょう。


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新聞紙で包んで冷暗所で保管します。

〇冷蔵〇

カットしたものはラップに包んで野菜室で保管。

〇冷凍〇
使いやすい大きさにカットし、ラップに包んだあとジップロックなどに入れて冷凍可能。使う時は凍ったまま調理します。

また大根おろしにして冷凍も便利。

 

おろした大根の水気を軽く切り、ジップロックに入れて冷凍してください。

なるべく薄く平らにすることで使いたい分割って使用できます。


注意点

■大根おろしは15分ほど経過するとイソチオシアネートの栄養成分が半分に減ってしまいます。無駄なく栄養をとるには食べる直前におろすといいですね。


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■大根には消化酵素のジアスターゼが含まれていますが、加熱することで酵素の働きが失われてしまうので、酵素を取り入れるためには大根おろしやサラダにして食べるのがおすすめです。

 

ひとくちメモ

■辛み成分のイソチオシアネートは葉に近い部分にはほとんど含まれていないので辛みは少なく、根にいくほど多くなり辛みが増します。

 

■切干大根は大根を乾燥させて作るため、水分が少ない分栄養成分も凝縮されています。

カルシウムは22倍

カリウム、食物繊維は14倍

鉄分は48倍

も栄養価がアップしています!


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●大根葉●

大根の葉にも栄養がたっぷり。

根よりもビタミンCが豊富な上、根にはないβカロテンも含まれています。

殺菌力もあり食中毒予防にも。

 

【栄養】

βカロテン、カルシウム、食物繊維、ビタミンC

【効能】

風邪予防

美肌効果

ポイント

βカロテンは油を使うことで吸収率が高まります。

 

大根の皮●

大根の皮にもビタミンCが豊富に含まれています。

皮も上手に利用してみてくださいね。

 

 

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