きゅうりの栄養と効能。冷凍はできる?選び方や保存方法。
きゅうりの栄養と効能。冷凍はできる?選び方や保存方法。
体の熱を下げてむくみを改善してくれるきゅうり。
漢字で書くと「胡瓜」と書きますが
完熟させて黄色い状態になってから食べていた江戸時代頃までは「黄瓜」書かれていました。
胡瓜の「胡」は胡桃や胡麻の由来と同じで、胡(中国から見ると西域)を経て中国に伝来したとされています。
夏には定番の野菜。そんなきゅうりにはどんな栄養や効能があるのでしょうか。
きゅうりの栄養と効能
【栄養】
●カリウム●
ナトリウムと共に体内水分を調整してくれます。
ナトリウムが多すぎるとカリウムが余分なナトリウムを体外へ排出してくれます。
カリウムは植物性や動物性関係なく様々な食品に含まれている成分です。
【効能】
高血圧予防
むくみ解消
体温を下げる
きゅうりの選び方と保存方法
【選び方】
皮がピンとしていてハリがあり、イボイボが鋭いものが良品です。
【保存方法】
○常温○
新聞紙に包んで冷暗所で保存。
〇冷蔵〇
水けを拭き取り、ポリ袋に入れて野菜室に。
ヘタを上にして立てて保存します。
〇冷凍〇
薄切りにしたあと塩もみし、水洗いしたあと水けを絞ってフリーザーバッグなどに入れて冷凍します。
ひとくちメモ
■ヘタにも栄養があります。
ヘタにはククルビタシンいう苦味成分があり強い抗酸化作用があり抗がん作用やリウマチの進行を抑える働きがあるとされています。
その他胃液や唾液の分泌を助ける効果もあり健康効果が期待できます。
■きゅうりは炒めることで効率よくビタミンCを吸収することがてきます。
きゅうりに含まれているアスコルビナーゼはビタミンCを破壊してしまう成分なのが、加熱することによってその作用を弱めてくれるためです。
よりビタミンCを摂取するためには炒めものが◎
色んな利用法
パック
きゅうりの香り成分ピラジンには血行促進作用があり、美肌効果や消炎効果も期待できます。
日焼けしたあとの肌に、薄切りにしたきゅうりを乗せてパックすると美容効果が期待できます。
ただし、きゅうりは紫外線を吸収する性質があるのできゅうりパックは夜にし、しっかりと洗い流す事が重要です。
たくさん手に入った時は新鮮なうちにお漬物にするのが◎
浅漬けは栄養もそのまま、生のきゅうりとは違う味わいを楽しむことができます。
漬ける
ぬか漬けの場合はカリウムが3倍に増えて栄養価がアップ。乳酸菌もたっぷりと摂れるんでオススメです!
干す
干しきゅうりはコクが増して、シャキシャキ感とはまた違った歯ごたえも楽しめますよ。
色んな使い方ができるきゅうり。
使い方で食感の変化も楽しめるので色々試してみてくださいね。